チェルシエ倉庫の隠れた(?)自信作、Tバック型ふんどしのご紹介です。
大分前に開発・販売開始したのですがご紹介が遅れていました。
Tバック型ふんどし、略してTふん。
こちらはインドからやってきた木版ブロックプリントで作ったTふん。
下着にぴったりな、とっても軽くなめらかな肌触りと風合いが持ち味です。
カラフルな色合いとどこかユーモラスな草花模様もまた魅力。
■■特徴■■
①布2枚重ね&リバーシブル
薄手の生地を2枚あわせてつくっています。
ひっくり返してデザイン違いを楽しめる、リバーシブル仕様です。
どのデザインも片面は共通で「播州織コットン・薄グレー」を使っています。
とっても薄くてサラサラなめらかすべすべの生地なんです。
②ちょうちょ結び不要
ふんどしといっても、ごく普通のパンツに近い形につくりました。
はくときは、ずぼ!っと脚を入れてパンツを引き上げてはきます。
脱ぐときは、ずるっとパンツを下ろします。
このへんは至って普通のパンツと同じです。
一点、異なるのは、お尻に安定させるために、腰のひもをひっぱって調節するところだけ。
腰の2重になったひもがポイント。
この結び目がスライドすることで、長さの調節ができます。
この結び目の両側のツマミを外側に引くと、ひもが短くなり、締まります。
逆にパンツ本体側をもって引っ張ると、ひもは長くなります。
脱ぐときはこうしてゆるめて下ろします。
伸縮素材をつかわない下着は、構造上、着脱やサイズ調整に「紐を結ぶ」ことが多くなるのが普通です。が、この「Tバック型ふんどし」は紐のちょうちょ結びをなくしました。
※ちょうちょ結びの場合、片側の結び目を解くとパンツが全部落ちそうになったりします。
うっかりトイレの床に紐がついてしまったりするかも?しれません。
床に紐がつかないかトイレの度にヒヤヒヤするのは嫌ですよね。
そんな万が一の事件を防ぐためにも、このスライド結び目式を取り入れました。
2023年10月追記:ひも部分、モデルチェンジ!
従来の「共布」から「サテンコットン」(綿100%)に変わります。
表面がすべすべなので、滑りの良い素材。
結び目をスライドさせるときの抵抗が減って、フィッティングがしやすくなります。
紐は無地なので、見た目が少しかわります。
モデルチェンジ後の一例☟
■■機能面■■
のびない生地をつかっていますから、他ののびない下着と共通の利点があります。
すなわち、身体を過度に締めつけることがなく、洗濯機で丸洗いできて、物理的耐久性もバッチリ!という利点です。
以下は、上記以外の「Tバック型ふんどし」に特徴的な機能的ポイントです。
①見た目がきれい
パンツラインがお尻のまるみを邪魔しません。
はくと「自分のお尻、こんなにかわいかったの?」と思われることでしょう。
もちろん、やわらかいお尻に跡をつけることもありません。
おしりにやさしいパンツです。
②ひびかない
パンツラインがボトムに響きにくいのも特長です。
何を履こうが思いのまま。薄地のスカートもスキニーも怖くない。
③履いている感覚がない
Tバックは食い込むのが嫌・・・というお声は聞きますが、このTふんは食い込んでいる感覚はほとんどありません。
それもそのはず、伸縮素材を使っていないから。
身体とパンツの間に常に少し隙間があるのです。
通気性も良く、快適そのもの。
※ただし、上に硬め生地のボトム(ジーンズなど)を履いた場合、スライド結び目が押されて気になる可能性はなきにしもあらず、です。感じ方は人によると思いますが・・・
④とってもコンパクト
布の面積が比較的ちいさく、また薄手の布を使って作っていることもあり、物理的にとってもコンパクトに収まります。
タンスの中でも、旅行かばんの中でも、かさばることなく収納できるのです。
それから洗濯後の乾きもはやいです。
小さいというのは色々と便利なことが多いものです。
■■開発者より、ひとこと■■
Tバックに不慣れの方・抵抗のある方もいるかもしれませんが、実際はとっても機能的だし、お尻もきれいにみえるし、収納も場所をとらないし、
もういうことなし!のパンツだと思うのです。
もしお尻がスースーして寒いと感じるなら、ゆったりめのタイツを履くのがおススメ。
私は季節を問わずこのTふんを愛用しています。
あと、形的なデザインについてですが、
「露出しすぎ!」とか「おしり丸出しはいやらしい・・・」とお思いの方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
でも、どうでしょう、露出と言っても下着ですから、上に服を着てしまえばいやらしい感じもしないのではないでしょうか。
「Tバック履いている女なんて自信過剰だ」とか「尻軽そう」といったイメージが世の中には存在することは、私も知っています。
ただ、それは単なる先入観というか決めつけというか、全くもってただの言説でしかないと私は思います。
下着は性的消費文化のためだけにあるわけではありません。女性の下着をエロ目線だけで判断する風潮には、早期の撲滅をお願いしたいところです。
そして、そのような価値観を女性自身が引き受け過ぎないのことも大切なのではないでしょうか。
というわけで、どなたさまも、ぜひとも!下着選びにはあまり保守的になりすぎず自由になっていただけたらな、と思います。
その方が選択肢がひろがって、下着とのつきあいがもっとずっと楽しくなること請けあいですから。
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