チェルシエ倉庫からキッチン用品が生まれました!
なんと、コーヒーフィルタ。
ヘンプ混の布製のフィルターです。
正確には、ヘンプ55%、オーガニックコットン45%のネル生地を使っています。
紐はコットン100%のリボン。
円すい型ドリッパーにセットして使うものです。(写真は1~2杯用ドリッパー)
布なので洗って繰り返し使用可能。とってもエコです。
(初期の写真。2020年製作当時、紐はリネンで作っていましたが、少々分厚すぎたので今はコットンのリボンにかえています)
■■■ フィルタ―のつくり ■■■
形はこんなかんじ。
縫い代が表にも裏にも飛び出さないように縫っているので、ドリッパーへの収まりも上々。
仕上がりがフラットで、しかも丈夫。
市販のネルフィルターは、ロックミシンで端をかがるのが一般的です。
つまり、フィルターの側面や上部の縁にかがり糸がそのまま残っているものが普通。
ですが、我が倉庫ではそのようなことはしません。
縫い代も全部おりこんで職業用ミシンでしっかり縫製しています。
なので丈夫ですし、糸がほつれて醜くなることもありません。
手間はかかりますが、機能的にも見た目的にも、この方法がベストだと思います。
■■■ 使用方法 ■■■
まず、最初の使用前に水洗いします。
洗剤やせっけんをつかって洗ってはなりませぬ。
それから煮沸消毒。
おろしたてフィルターの水洗いと煮沸消毒。これは必ず守ってください。
コーヒーを淹れるときは、あらかじめフィルタをセットしてお湯をかけ、ドリッパーごと温め&湿らせます。
それからコーヒー粉を入れ、細くゆっくりお湯を注いで抽出します。
使用後は、コーヒー殻を取り除いてきれいに水洗いし、しっかり乾かすだけ。
このときも洗剤やせっけんを使ってはなりません。
コーヒー豆の色がつくのは避けられませんが、漂白剤の使用はもってのほかです。
とにかく水だけで済ませてください。
※お手入れ方法の説明書きも一緒にお届けします※
■■■ お手入れ簡単、の秘密 ■■■
チェルシエ倉庫のコーヒーフィルターは、ヘンプ混のネル生地でできています。
このヘンプネル、一般的なコットン100%のネル生地とは違います。
なんと、完全に乾かして保管できるのです。
ヘンプには、天然の抗菌・防臭作用があるそうです。
また、速乾性もあって、ふっくら厚めの生地ながら早く乾きます。
というわけで、カビや生臭さの心配なく衛生的に使えるのです!
一方、コットン100%の従来のネルで作ったコーヒーフィルタ―は、常に湿らせた状態にして冷蔵庫に入れて保管する必要があり、とっても面倒です。
冷蔵庫の隅の方で保管しているうちに凍ってしまった・・・とか、
うっかりカビさせてしまった・・・などというトラブルも起きがち。
そんな厄介ごととは無縁なのが、このチェルシエ倉庫のヘンプネルコーヒーフィルタ。
手軽においしいコーヒー生活が楽しめます。
■■■ くりかえし使える ■■■
もちろん、洗って再度使うことができます。
耐久性は、使用頻度にもよりますが60回~80回程度と言われています。
とはいえ、実際には100回以上つかっても生地が傷んで穴があくことはありません。
寿命と言うのは、使っていくうちに生地の目が詰まっていき、コーヒーの味が落ちるからなのです。
なので、定期的に煮沸消毒をしてください。
頻繁に煮沸するようにすると、目づまりが軽減され、寿命を延ばすことができます。
また、衛生面からも週一回程度の煮沸消毒はしておくと安心です。
■■■ そして、おいしい ■■■
いろいろメリットの多いヘンプネルコーヒーフィルターですが、コーヒーの味もひとあじ違う!個人的には思います。
科学的にどう違うかは全くわかりかねますが、主観的には最高においしいと感じています。
という私は、以前コットン100%のネルドリップを自宅でやっていたものの満足できず、
プロのお店(喫茶店)に行ってもネルドリップの良さを感じることはできず、結局
その後はネルドリップは諦めて何年もフレンチプレス派で通してきました。
その私が!今やこのヘンプフィルター一筋。
コットンのネルとはほとんど別物だと思います。すごくおいしい。まろやかで深い味わい。とがった雑味や臭みがない。
そして手入れも簡単で、衛生的です。
一応のびない下着屋の肩書きではありますが、とってもおススメなので当サイトで販売することにしました。
サイズは、1~2杯用ドリッパー向けのSサイズと、
1~4杯用ドリッパー向けのMサイズの2種類。
それ以上の大きさのものをご希望の場合はお気軽にご相談ください。
おいしいコーヒーでほっとする時間を、ぜひご自宅で!
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